そもそもローカルSEOとは

ローカルSEOとは、「地域×サービス名」「地域×業種」などのキーワードで順位を上げるSEO対策を指します。
店舗ビジネスのWeb集客を行う上で必須とも言える対策になります。

この記事では、2021年最新のローカルSEOをまとめた記事になっております。
SEOに関わって13年の歴史を持つ株式会社エッコのコンサルマネージャーである
九郎丸大樹が1つずつ解説していきます。

ローカルSEOが重要になったベニスアップデートについて

2014年12月頃にあったGoogleの大きなアップデートの名称です。
このアップデートにより、今や当たり前となる検索での「地域性」が優先されることとなりました。

「パン屋」・・・私の住所が名古屋ですので、名古屋でこのように検索すると
地域名をいれずとも位置情報をもとに検索結果に反映されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「パン屋」・・・これは神奈川県で検索した際の検索結果になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このように地域名をいれずとも位置情報を加味して検索結果を出すようになったのが
このベニスアップデートになります。

このアップデートの大きな要因は明らかに「スマホ」の普及だと考えます。
今まではPCで検索をするのが当たり前だった時代でしたが、2014年から爆発的にスマホの普及が増えました。

 

(出典)総務省「通信利用動向調査」

外で検索する時代、近くのお店を簡単に探せる時代になってきてる訳です。

ローカルSEOの必要性・効果とは

ローカルSEOの必要性は言わずともですが、店舗ビジネス、
商圏が決まってるビジネスは必ずと言って行いたい対策です。
(飲食店・医療系・美容系・士業系・教育施設など)

弊社のお客様で名古屋で英会話を営むお客様がおられます。
当然狙いたいキーワードは「名古屋 英会話」になります。

実際にこのメインのキーワードで順位が上がってしまえば、
顕在となる顧客がつかめれるので集客に困る事はありません。

逆にこのメインのキーワードで順位が上がらない(2ページ目以降)の場合、集客は0に近しいでしょう。
もちろんWeb広告の選択はありますが。

実際の検索結果の順位別のクリック率が下記になります。
SISTRIX社が公開した2020年7月の検索順位別クリック率データは以下です。

 

(出典)SISTRIX

上位表示がいかに大事かわかりますよね。

【2021年最新版】ローカルSEOの正しい方法とは

ここではSEO対策のプロとして正しいローカルSEOの方法をお伝えしていきます。
現在すでに取り組んでる方や、これから取り組む方に是非参考に頂ければと思います。

基本の内部対策

まずは基本の内部対策が必要になります。こちらはどのキーワードで狙いたいのかをまず明確にしてください。
「名古屋 英会話」で順位を上げたい場合は、
タイトル・ディスクリプション・h1など最低限の箇所に上げたいキーワードは盛り込んでほしいです。

この超基本的な対策が出来ない会社が多いです。
まず一度自社の内部対策を見直してください。

SEOチェッキというサイトでタイトル・ディスクリプション・h1を調べるのに最適なサイトです。

SEOチェッキ:https://seocheki.net/

 

 

 

検索結果:ここがタイトル・ここがディスクリプションです。

また間違った方法としてよくあるのが、名古屋でも愛知でも岐阜でも三重でも上げたいという事で、
タイトルに地域名が多く入ってるケースです。

原則1つのページに1つのキーワードしか上がらないと思ってください。
あれもこれもは逆効果になりますので、注意が必要です。

外部リンク・サイテーション要因

ローカルSEOで順位を上げるために外部リンクの要因も必要になります。
外部リンク・サイテーションと言われる、他のサイトから上げたいサイトが紹介されてるかも重要になります。

紹介を受けるほどのサイトなんだとグーグルからは評価されます。
ただし、外部リンク要因で作ったようなサイトなどからのリンクは逆効果になりますので、
こちらも注意が必要です。

NAP(名称・住所・電話番号)

NAPとは、【Name/Address/Phone】の略になります。
こちらのNAPが外部リンク元と違うケースがあります。

半角・全角、階表記もしくはF表記の違いなども関係してくるので、細かくチェックして
名称・住所・電話番号全てが統一されてるかのチェックも怠らないようにしてください。
意外と大切になります。

指名ワードの多さ(知名度)

次にSEOとしてはなかなか対策が難しいですが、指名ワードされてるかがポイントになります。
つまり屋号やサービス名で検索されてるかが重要になります。

「名古屋 SEO 株式会社エッコ」などの検索がよくされてるかという事ですね。
つまり指名ワードが多いと「名古屋でSEO=株式会社エッコ」が一般的なんだね。とグーグルは解釈します。

SNS(ソーシャル)リンク

次にSNS(ソーシャル)リンクです。SNSとは、
インスタ・ツイッター・フェイスブック・ティックトックなどになります。

SNSからのリンクもユーザーから評価として認識しますので、こちらも重要になります。

口コミ要因

こちらもとても大切ですが、口コミですね。「〇〇 口コミ」「〇〇 評判」なんて皆さん検索されますよね。
その口コミがどれだけされてるのか(良い悪い関係なく)が利用者が多いと判断します。
実際に口コミってサービスを選択する1つの要因になりますよね。

ローカルSEOで必要なMEO

 

 

 

 

 

 

MEOとはGoogleMapsの最適化の事を指します。
一般的にローカルSEOと同じく「地域×サービス名」「地域×業種」などのキーワードで検索した際に
検索結果の上位に来るGoogleMapsの最適化対策の事です。

またまた必須になるのがNAP(名称・住所・電話番号)

ローカルSEOで出てきたNAPがMEOでもとても大切になります。
GoogleMapsに登録する際には、Googleマイビジネスの登録が必要になります。

そこで名称・住所・電話番号がHPや他の外部リンク先などと同じに合わせてほしいという事です。
こちらも半角・全角、階表記もしくはF表記の違いなども関係してくるので、細かくチェックしてください。

キーワードとの関連性

検索キーワードに対してサービスとのマッチ度もMEOに関係してきます。
例えば、下記の事例です。

「パン屋」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「食パン」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パン屋でも食パンは売ってますが、より専門的なお店が出てきます。
これは検索ワードとサービスとのマッチ度で順位が変わってくるのです。
そこまでGoogleはちゃんと見てるんですね。すごいですよね。

ユーザーとの距離

ユーザーがお使いのスマホの位置情報をもとに距離を計算して、順位が変わってきます。
わざわざ遠い所をGoogleは優先しません。しかし、高評価順など様々な検索が可能なので、そこもご理解ください。

指名ワードの多さ(知名度)

こちらもローカルSEOと全く同じ理屈です。つまり屋号やサービス名で検索されてるかが重要になります。

ローカルSEOまとめ【チェックリスト】

以上になります。ローカルSEOがかなり重要だと分かってくれたかと思います。
ローカルSEOを進めるにあたり改めて下記をチェックしてみてください。

・タイトルを中心とした内部対策行えてますか?
・外部リンク・サイテーション少なくありませんか?
・NAPを意識して全ての記載を統一してますか?
・SNS(ソーシャル)リンクなど意識してますか?
・口コミを書いてもらう企業努力されてますか?
・GoogleMap無視してませんか?

株式会社エッコではローカルSEOを得意しております。
もしご相談したい場合は、お気軽にお問い合わせください。

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